ものづくりのベストパートナーに
当社は創業時のばね製造からオートバイ、自動車部品製造へと、日本の自動車産業の発展と共に歩んで参りました。ここに至るのも長きに亘りお引き立てをいただいたお客様と、それに応えるべく汗を流し、ものづくりに邁進してきた諸先輩、社員さん、協力業者の方々のお力添えのおかげと感謝申し上げます。
いま自動車産業は「100年に一度の変革期」といわれ、「CASE」と呼ばれる大きな変革の波にさらされています。特にEV化の流れは私たちに大きな影響を与え、まさにわが社の変革も待ったなしの状態です。昨今のコロナ禍にあって、その変革スピードはより加速化されていきます。 私たちはいま3つの改革を推し進めようとしています。「SDDシフト」と称し、サービスシフト(S)、デジタルシフト(D)、デザインシフト(D)といった改革です。
サービスシフトとは「製造業」から「サービス業」への転換です。
ものづくりとして形あるものを提供していくことに変わりはありませんが、お客様の困り事解決、競争力強化、利便性の向上といった目に見えない+αの付加価値をより高め、徹底したお客様目線でものづくりに取り組む。まさに「サービス業」として意識改革していこうとするものです。
デジタルシフトとは自社の持つ「固有技術」のデジタル化です。
わが社の商品は製品実現のための「固有技術」だと考えます。そのノウハウと呼ばれるものがアナログでかつ個人所有となり、技術伝承が進んでいない現状があります。それらを「見える化」「デジタル化」「AI化」し、技能伝承を進め、進化させることをデジタルシフトと称しています。
デザインシフトとは生産現場から源流側に工数比重をシフトしていくことです。
例えば工程設計において、過去トラなど先行改善、自動化・AI化など生産工数の低減を図るなど、これまでのノウハウを設計、デザイン側にシフトすることで、ものづくりの競争力を強化していきます。
これらの「SDDシフト」を通して、私たちは今一度原点に立ち返り、「ものづくりのベストパートナー」をめざすとのビジョンを掲げました。
これからの日本のものづくりは、お客様や協力メーカーといったタテ方向の関係から、お互いのパートナーとしてヨコ方向のつながりを強めていく方向に転換していくと思います。
私たちはベストパートナーとして信頼され、求められる存在であるため、これからも不断の努力を続けて参ります。引き続き、皆様のご支援とご鞭撻をお願いいたします。
私たちのスローガン「小さくともキラリと光るモノづくり」、私たちが光らせようとするものは卓越したクオリティの「モノとヒトとワザ」です。
私たちはお客様に信頼され喜ばれる品質第一の企業でありたい。お客様の求める機能を実現する技術提案企業でありたい。
金属熱処理、塑性加工のソリューション企業でありたい。卓越した技能士の集団でありたい。
前向きに挑戦する人々の集団でありたい。やりがいを感じ、共に成長できる組織でありたい。
「この仲間と仕事ができて良かった」そう感じる企業でありたい。
私たちはそんなモノづくりの感動と成長の喜びに満ちた、キラリと光るモノづくりとヒトづくりの企業を目指していきます。
社名 | アイテック株式会社 | ||||||||||||||||||||||||
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設立 | 1952年 | ||||||||||||||||||||||||
代表者 | 藤田 理 | ||||||||||||||||||||||||
資本金 | 3,500万円 | ||||||||||||||||||||||||
従業員 | 50名 | ||||||||||||||||||||||||
技能資格者 |
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事業内容 | 輸送機器部品、主に2輪・4輪車のクラッチやエンジン周りの部品を製造・販売 | ||||||||||||||||||||||||
主要取引先 |
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特徴 | 熱処理を軸にプレス~アッセンブルまで一貫生産対応。 |
1952年 | 名古屋市中川区古渡町に(株)太田垣鉄工所を設立 |
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1960年 | 伊勢湾台風被害により名古屋市北区中切町に移転 |
1980年 | 愛知県丹羽郡大口町に熱処理設備の増設に伴い熱処理工場を設置 |
1985年 | 熱処理部門が独立し(株)明和熱錬を設立 |
1990年 | 社名をアイテック(株)に変更 |
1992年 | 愛知県小牧市にプレス・機械加工部門の強化で小牧工場設置 |
1999年 | (株)明和熱錬を併合し大口工場となる |
2002年 | ISO9001:2000認証取得 |
2004年 | 岐阜県美濃加茂市に新工場完成、小牧工場・中切工場を統合し本社移転 |
2008年 | 新表面硬化法「Nクエンチ」量産開始 |
2009年 | 「ものづくり中小企業製品開発等支援事業」採択 → 新熱処理技法「ハイブリットサーフェイス」開発 |
2011年 | 中国湖南省に「湖南特科能熱処理有限公司」(合弁)を設立 |
2012年 | 中国湖南省に「株洲愛徳冲圧産品制造有限公司」(独資)を設立 |
2013年 | 大口工場を美濃加茂工場に統合 |
2016年 | ISO14001:2004認証取得 |
2019年 | 大口工場を再稼働 |
所在地 | 岐阜県美濃加茂市蜂屋台1-5-14 |
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TEL | 0574-28-3530 |
FAX | 0574-28-3540 |
URL | https://www.aitech-inc.co.jp/ |
所在地 | 愛知県丹羽郡大口町豊田3-208 |
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TEL | 0587-22-5581 |
FAX | 0587-22-5582 |
所在地 | 湖南省株洲市天元区栗雨工業園五十五区 |
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TEL | 0731-22507790 |
FAX | 0731-22507792 |
URL | http://www.hnrcl.com/ |